声にこたえて
「お弁当でもボリュームのある、から揚げがほしい!」の声に応えて
「COOP家のからあげ」は、「家の」ということで、関西の家庭の味のから揚げから始まりました。 大阪でスタートしたこの商品は、コープの人気商品として2004年からコープきんきエリア7生協で取り扱いをしています。今回は、組合員さんの声でいただく「お肉が小さめでは?」「もっと柔らかくして」に応えて、人気の味付けはそのままに、お肉のジューシーさをもっと引き出すように試作を重ねました。
日本生協連
関西共同開発室・
冷食担当 岩垣
2011年6月 「聞かせて!お届けモニター」を開催
2011年6月に開催した「聞かせて!お届けモニター」では、京都生協・大阪いずみ市民生協・わかやま市民生協の組合員さん167人から試作品へのご意見をいただきました。
評価は・・・?
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2011年7月 コープきんきの商品開発組合員懇談会を開催
商品開発組合員懇談会で試食された組合員さんからひとコトいただきました。

子どものお弁当を作っているのですが、このから揚げは冷めてもおいしいのでいいですね。鶏肉をチキンスープにつけて味付けしてから揚げているのがしっかりしたおいしさとジューシーさの秘訣と聞き、これは自宅でから揚げを作る時も使えるなと思いました。
<京都生協・中山さん>

肉をやわらかくするために、衣を改善したと聞きました。食べてみて実感、お肉もジューシーさが出たと思います。あまり買ったことないけど、お弁当によさそう。ほしい分だけ取り出せて、チンで済むのは手軽でいい。晩ご飯には大根おろしをのせて貝割れや青ねぎを散らし、ぽん酢でいただくのもいいかも。
<コープしが・立松さん>

お弁当に昔からよく使っています。味が薄めでしたが、おしょうゆを変更したとのことで、柔らかくジューシーになったと思います。新しい家のからあげも利用します。
<わかやま市民生協・TMさん>

ジューシーさが増したと思います。レンジでこんなにおいしくできるので、もう1品ほしい!ときにすぐ足せていいですね。お弁当にはもったいない!
<よどがわ市民生協・KYさん>

から揚げは家族みんな好きなのですが、私は揚げ物が苦手なのでできあがったものをついつい買ってしまいます。買ったものは時間がたつとどうしても固くなるのですが、これは食べたいときにチンしてホカホカを出せるのでいいですね。
やわらかくジューシー!押さえると脂と肉汁がにじみ出てきます。おろしにアレンジすると、さっぱり感も出てさらにおいしいかも。
<いずみ市民生協・TKさん>
「家のからあげ」はこんな商品

商品のコト、あれこれ聞きました!
応えていただいたのは、製造メーカーの
マルイ食品 土本さん

今回リニュアルの「家のからあげ」、最初の開発のきっかけは?
もともと、大阪いずみ市民生協とマルイ食品でいっしょに開発した商品です。「家の」で始まるネーミング通り、家庭で作る組合員さんレシピをもとにしようというのが始まりでした。
というのも、マルイは九州・鹿児島にあるメーカーなので、味付けもつい九州をベースにしてしまい、はじめにご提案した商品はまったく支持いただけませんでした。日本の食、「味」の違いで地域を大きく分けると、関西、関東、九州の味と3つになるのですが、ならば、直接、組合員さんにレシピを教えていただこうと取り組みがスタートしました。
大阪の組合員さんのレシピをもとに当時はしょうゆ選びから開発を進めましたが、何といっても「家でつくる」というコンセプト自体はくずさないのが前提ですから、試作を重ねて苦労しました。完成後は、多くの組合員さんにご利用いただく商品に育てていただきました。そしてその商品が、2004年、コープきんき共同開発商品になったのです。今回は、それ以来のリニューアルとなります。
関西の"お家の味付け"にこだわった「からあげ」、今回のリニューアルのポイントは?
組合員さんからは、この間(1)お肉が固い、(2)お肉が少し小さい、といったお声をいただいていました。
せっかく支持いただいている味付けですから、この部分は大切にしながら、より満足いただけるよう、今回見直し改善をさせていただくことになりました。
<1つ目は、うまみのアップ>
お肉にうまみをもたせるために、鶏肉を漬け込む調味液にマルイ丸鶏スープを使用しました。
チキンエキスのうまみをよりプラスすることで、食べた時の「旨み」、ジューシー感をアップさせたのです。
調味液に用いた丸鶏スープは、マルイ食品の調味料工場で製造され、他にはラーメン等にも使われているものです。
<2つ目はジューシー感のアップ>
一般的に、から揚げ商材の揚げ衣には、「唐揚げの素」等が使われますが、本品に使われていたのは「小麦粉、コーンスターチ」。これを、今回、ばれいしょデンプンに変えることで、肉のうまみを逃がさないよう閉じ込めることで、ジューシー感がアップしたのです。そして、レンジ加熱した時の食感もよくなりました。
下味を調味します。今回のリニューアルはマルイの丸鶏スープを調味液に配合することでよりジューシー感と旨味を感じられるようにしています。壷を斜めにした感じで、機械が回転し調味します。
衣をねりこんだ原料肉です。白っぽく見える部分が唐揚げの衣となる部分です。 適度な粘度で原料肉を包み込み旨味を閉じ込める役割もあります。
フライをすると「家のからあげ」の完成です。
モニターさんや、試食会での組合員さんからは「かんだ時、じゅわーっと
おいしかった」とご意見ありました。 この点でご苦労があったのでは?
はい、リニューアルで味を変えることはどちらかというと簡単です。
しかし、「家のからあげ」は、現在組合員さんにご支持いただいている既存商品ですから、その味や品質は維持しながら、味自体はあまり変えず、さらに旨み、ジューシー感、美味しさを向上させるための工夫が大変でした。
リニューアルの取り組みは昨年12月からスタートして、合計6種類の試作品を、実際に工場の製造ラインで作って確認していきました。
通常、商品開発時には、工場ではなく「開発キッチン」というところで少量を製造してみるのが普通です。
しかし、実際に工場の製造ラインで作ると味が違うということになってはいけないため、手間も時間もかかってしまいましたが、実際の製造ラインを使って試作品を作ったのです。
そして、試作品の食べ比べを何度も行い、衣と調味のバランス調整などを繰り返し行った末、やっと本品が完成しました。
このリニューアル商品は、本日の試食で組合員さんから「ジューシー」「やわらかい」とお声をいただき、当初の目的であった(1)お肉が固い、(2)お肉が少し小さいといったクレームを解消しながら、なおかつおいしさアップという課題はクリアできたと思っています。

組合員さんからは「国産の原料を使っているのがうれしい」という声も多かったですね。
はい、私たちマルイは、養鶏から商品化まで一貫して手掛けているメーカーです。
似たような商品は他社からも多数販売されていますが、生協の組合員さんのこだわりを形にしたからあげはこの商品だけ!
そして原料の鶏肉が国産という点も、安心感につながるポイントだと自負しています。主に九州産のもの、しかもきちんとトレースできるところの原料肉だけを使っています。
組合員さんにお知らせしたいことは?
レンジ加熱の注意点として、「○個で○分」という目安を表示させていただいているのですが加熱しすぎる場合も少なくないようです。くれぐれも加熱しすぎはダメ。過剰加熱で、うまみが逃げてしまうし、肉がぱさついたり、かたくなる原因になるのでご用心くださいね。
忙しい時に使われるものですから、レンジの加熱時間もだいたいの目安で温められることも多々あるかと思います。ジューシーさを味わっていただくためにも、チラッと包材の裏面表示を見ていただき、加熱時間の目安を見てくださると、よりいっそうおいしく食べていただけます。
よろしくお願いいたします。
ちょっと夕食にこんな食べ方がおススメ - 組合員さんのオススメコメントをもとに作ってみました。


