--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------原料はアラスカ産スケトウダラの卵。アラスカでは「それぞれの魚の資源量を維持できるよう乱獲しないこと」と「魚だけでなくそれを取り巻く生態系全体を守ること」は「責任ある漁業」として約束され、厳しく管理されています。サステナブルな原料をおいしくいただくための商品づくりへのこだわりも「コープサステナブル」ならでは。「CO・OP無着色ひとくち辛子明太子・たらこ」は、メーカー社長自らアラスカまで出向き、漁にも同行。乗組員との密なコミュニケーションが良質な原料の確保につながるそうです。組合員から長く愛される「CO・OP ふっくらしらす干し」は 2022 年 3月「コープサステナブルシリーズ」に仲間入り。原料のしらすを漁獲する大阪湾と紀伊水道の「しらす船びき網漁業」は、2020 年に MEL 漁業認証を取得しました。持続可能で適切に管理された漁業で獲られた水産物につけられる認証ラベルです。明太子の本場・福岡の工場で、経験豊かな熟練スタッフがほぼ手作業で選別やカットを行っています。工場産地交流会などの学習会で、どのような漁で原料が獲られるか、メーカーと組合員でコミュニケーションが取れるのも、生協ならではの取り組みです。ふっくらしらす干しレンジでお星さまの白身魚のフライMEL認証無着色ひとくち辛子明太子(切子)1414骨取り赤魚の煮付け(しょうゆ)フィッシュソーセージ「海の資源を守る」とは―― 持続可能性に配慮した原料をおいしくいただけるよう心を込めて加工しています。未来につながる魚を選ぼう1515MSC 「海のエコラベル」―― 選んでおいしく食べるのはもちろん、商品がどのように自分たちの食卓に届くのか知ることも、大切な取り組みです。―― 決められたさまざまなルールを守り、生態系と環境に配慮した漁をします。その他の商品の一例海の恵みは私たちの毎日の食卓に欠かせません。その海の恵みを、未来の子どもたちまでつなげていくためにCO・OP商品の取り組みを紹介します。・ 魚を知り尽くしたメーカーの熟練の技で 組合員に喜ばれる商品づくり・ 手軽においしく食べられるように さまざまな工夫を発信鮮度にこだわり、船上凍結した原料を輸入紀伊半島と四国に挟まれた穏やかな紀伊水道船ごとに獲ってよい魚の量は決められています。また獲ってよい魚種も定められており、 守らないと厳しいペナルティが課されます。スケトウダラを漁獲する際には、上部からレーザーが出ている網を使用します。これはサーモンの走光性(光源に対して一定に運動すること)を利用し、一旦網に入ってしまっても自ら網から出ていくように仕向け、混獲を防ぐためです。紀伊水道などで元気に育ったしらすを、水揚げ→輸送→炊き上げ→乾燥→選別→袋詰め→冷凍まで、すべてをひとつの工場で一貫生産しています。マリン・エコラベル・ジャパン(MEL)認証は、水産資源の持続性と環境に配慮している日本の事業者(漁業・養殖業)を認証する制度です。・ 決められた時期に決められた量を守って漁獲・ 環境に配慮した漁法や、漁網などに工夫 ・ 対象でない魚種の混獲をできるだけ防ぐ ・ 選んで買っておいしく利用・ 商品がどこからきたか生産者の顔を思い浮かべる 無着色ひとくちたらこ(切子)組合員メーカー・生協生産者日本の水産業と魚食文化の発展のためにコープサステナブル 組合員 メーカー・生協 生産者 海の恵みを未来に残すCO・OP 無着色ひとくち辛子明太子・たらこの海の資源を守る
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