商品取り扱い基準

コープきんきとして独自に設定している商品の取り扱い基準です。独自基準がないものは、国の法令に従い運用管理します。

商品事業全般

「留型 (コープきんきオリジナル)」 商品の取り扱い基準

* CO・OP商品として供給するよりもメーカーのブランドを冠した方がなじみやすいもの、また改廃のスピードが求められるもの一時的なスポット供給をするものについて、差別化を計る場合は「留型」開発を積極的に進めていきます。(市販品との違いを明確に訴求できることとします。) * 「留め型商品の要件とその管理」(内規)に基づき管理・運用します。

「輸入品」の 取り扱い基準

  • 日本国内では調達が困難なもの、また圧倒的な価格差が存在するもの や、品種・生産時期が国内とは異なる場合などについては、一定の品質 基準を確認しながら輸入品の取り扱いを行います。また、
  • 食品:新規取り扱いに際しての品質検査は国内製品と同様の基準を適用します。ただし、加工食品に関しては、供給開始後も年に一度の残留農薬モニタリング調査を実施します。
  • 家庭用品:日本生協連「取扱い基準」に準じ取扱いします。

原料調達の 取り扱い基準

  • 生鮮系の主力商品の安定供給を目的として、企画頻度が高く、1年を通じて相場変動(リスク)が激しくない原料について買い取り、製品の委託加工を積極的に進めていきます(冷凍牛・豚・鶏肉、塩鮭原料、ホタテ玉冷など)
  • 「原料管理業務マニュアル」及び「生鮮原料賞味期限管理ルール」に基づいて運用します。

商品検査の考え方と 対応基準 …詳細は「第6章 品質保証の考え方」の 本文を参照

  • 「商品検査と対応基準」(内規)に基づき管理・運用します。

食品商品事業

「共通産直商品」の 取り扱い基準 …詳細は「産直商品の考え方」の 章を参照

  • 農産・畜産・米について「共通産直商品の要件とその管理」(内規)に基づき管理・運用します。

保健関連食品の 取り扱い基準

  • 保健機能食品(特定保健食品、栄養機能食品、機能性表示食品)の取扱にあたっては、法令に照らして、包材表示・紙面表示が適正であることを確認します。一般食品である健康食品については、優良誤認のないように包材表示・紙面表示を確認します。
  • 「健康食品の取り扱いについて」(内規:1602品質保証部)に基づき管理・運用します。

食品添加物の 使用の考え方と 基準 …詳細は「食品の安全性確保」の 章を参照

  • 食品添加物は、「食品添加物基準」に基づき、使用目的に沿って適切な量が使用されていることを確認することを前提に、以下の2つの区分で管理します。
『不使用添加物』
意図的には使用しない食品添加物です。取り扱うすべての食品に使用しません。
『使用制限添加物』
制限する内容を確認して使用する食品添加物です。制限する内容とは、「使用できる食品の対象範囲の制限」または「使用量または残留量の制限」または「成分規格の指定」を行うことを指します。

家庭用品事業

家庭用品事業

必要な法令に従い、きんき取扱い基準は日本生協連「家庭用品品質基準」に準じ、商品群別の過去発生した事故やクレーム事例から経験を教訓化した、「きんき自主基準」を定め運用します。

自主基準
過去の事故・回収事例を積上げ、取扱い考え方・商品取扱い範囲を定めたもの。  商品取扱いは、仕様書と商品確認を行い、機能・有効性を確認、商品の使用場面での安全性やリスク危害を考慮して取り扱いを判断します。 安全性の確保、素材原料の確かさ、製造工程・製造方法の確かさ、品質機能の確かさ、表示の確かさ、包装の確かさ、製造数量の確かさ、価格の確かさを確認します。 商品の表示や媒体に性能・機能・有効性を表示する場合は、それを裏付ける客観的な根拠(法令による保証、業界基準など)やデータの確認を行います。