Quality「食品添加物」ってなぁに?

コープきんきは、組合員に安全・安心をお届けするための取り組みを進めています。

ゆけ!こども調査隊 「食品添加物」ってなぁに? よく聞く「食品添加物」ってなんだろう?いつも食べているものは大丈夫?今回はこども調査隊が「食品添加物」について調べます。
調査1 「食品添加物」って大丈夫なの? よく聞くけど、どんなもの?
食品添加物とは 食品に添加される物質で、食品の品質や安全性を確保するために使用されます。 調味料・保存料・着色料・甘味料・・・
使う目的はいろいろ 菌の繁殖を抑えて保存性を高めたり、豆腐を固めたりするために使われます。私たちの食生活を豊かにすることに役立っています。 ・製造や加工のために使用 凝固剤(にがりなど)、かんすい、乳化剤など ・保存性を高めるために使用 保存料、酸化防止剤など
食品添加物って天然はOK、人工はNGなの? たとえばビタミンC(L-アスコルビン酸) 天然由来のものも化学的に合成した「L-アスコルビン酸」も、同じ性質を持っています。天然はOKで人工はNGというわけではないのです。
調査結果 「食品添加物=危ない」じゃない! イメージで判断するのではなくひとつひとつの食品添加物を、科学的にきちんと確かめて、安全性を評価することが大切なんだね。
調査2 どうやって評価しているの? 「食品添加物」が悪いモノとは限らないってことは分かったけど、、、
評価は科学的に行われています 食品添加物の評価については、発がん性など様々な科学的調査を行い「食品安全委員会」で評価しています。「食品安全委員会」は、科学的知見に基づき客観的かつ中立公正にリスク評価を行う機関です。
評価はアップデートされています たとえば甘味料の「サッカリン」 サッカリンが怪しい!?1974年サッカリンを摂ったオスネズミが膀胱がんになったのでは?という報告がありました。 → 発がんのメカニズムが研究され・・・ → 国際がん研究機構で膀胱がんの原因は他にあり、「サッカリンは発がん物質ではない」ことが確認されたのです。
その他評価が変わった例 亜硝酸ナトリウム、ソルビン酸、食用赤色2号
科学の進歩により、以前は発がん性が疑われていた食品添加物が発がん物質ではないことがわかるなど、リスクの評価が変わることもあります。この様な評価をもとに使用基準が決まり、使用が認められているのです。
調査結果 最新の情報で確認することが大切なんだね。
調査3 コープでは「食品添加物」についてどう考えているの? コープのカタログやお店にならんでいる商品も、国の基準に合わせてチェックしているんだよね?
国の基準に加え、必要に応じて自主基準を設けています。 以前は国からの情報が十分に開示されていなかったため、コープではいろいろな基準をつくり、使用を制限していました。今では国が科学的・客観的に評価した情報が公開されています。そのため、国の基準をベースにしながら、足りない部分は独自に基準を決め、管理しています。
商品検査センター「コープ・ラボ」で法律にのっとって正しく食品添加物が使われているか確認します。 法令や生協の基準を満たしているか、表示や商品の仕様を点検します。
安心して選んでほしいから、コープ独自でもしっかり確認しているよ
調査結果 コープでは、国の基準と、自主基準の両方で確認・評価しているんだね。
調査してわかったこと 大切なのは科学的に確認すること「ただしい情報」を「きちんと知って」選ぶことなんだね!

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