Quality農薬のおはなし

コープきんきは、組合員に安全・安心をお届けするための取り組みを進めています。

農薬のおはなし
「ねえねえ、聞いてコープさん!食の「安全・安心」で消費者が心配してることって農薬の残留が2位らしいわね!?」「そうなんです。でも、専門家の評価では「農薬」は10位以下なんです!!と、いうことで今回は農薬のお話をしますね‼」※2015年食品安全委員会「食に係るリスク認識アンケート調査の結果」より
消費者も専門家も1位にしている病原性微生物のおはなし
詳しくはコチラ
やっぱり、無農薬※がいいの?
そもそもどうして農薬を使うかと言うと…。農薬は害虫や病気を防いだり雑草を除いて、十分な量の作物を収穫できるようにするために使われています。
農薬を使わないとどうなる?(キャベツの例) 「キャベツが手に入りにくくなるのはマジ困る…。」 出典:食品安全委員会キッズボックス「農薬って、使っても安全なの?」
農薬をまったく使わずに、きれいなキャベツを一度にたくさん作るのは難しいことなんです。
でも、安全性は大丈夫なの?
農薬の安全性はこんなふうに確認されています。●長期間毎日食べ続けても大丈夫な量 ●DNA(細胞内にあって生物の遺伝情報を決める物質)に傷をつけないか ●“がん”ができたりしない量 ●お腹の中の赤ちゃんの発達に問題がない量 …ほかにもいろいろ
ここが大切! 人や動物が大量に食べると毒になる物質であっても、少量であれば影響が見られません。影響のない量になるような栽培をすることで、農薬の安全性を確保しています。
きちんとルールが守られていれば安心です‼
生協もルールが守られ、正しく使われているか検査で確認しています。2021年度コープきんき検査数 農産物339件 加工品137件 (コープラボ残留農薬検査の風景)
生協も運動をして農薬規制が大きく前進 2006年以前のネガティブリスト制度では、限られた農薬のみ残留基準を設定し、設定のない農薬は規制できない仕組みでした。1999年からの全ての食品の安全をめざした「食品衛生法改正の署名運動」をきっかけに食品安全基本法が作られ、日本の食品安全行政が大きく前進しました。
ネガティブリスト制度:農薬の使用原則自由・「残留してはならないもの」をリスト化 →2006年 ポジティブリスト制度:農薬の使用原則すべて禁止・「残留を認めるもの」のみをリスト化
「無農薬じゃなくても検査してるなら安心ね」「生協はこれまでも、これからも安全・安心を届け続けます!!」※農産物への「無農薬」表示は農水省の「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」で禁止されています。ここではよくいただくお声への回答例として使用しています。

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